*禁忌*
-#2-
薄くなった卑猥な文字を、再び濃く太くなぞられた・・・。
旧友に会うため、メイクやヘアースタイルを整えた外見と同様に、妊婦として特徴的な身体へ、縄化粧を施されていきました。
私の身体は母親として変化し始め、発達した乳腺からは白い母乳が滲み出す様になっていましたが、義父によって許可された服は、ワンピースとカーディガンのみでした。
「美晴、久しぶりぃ〜(笑)
すっごくお腹大きくなって〜いよいよママだね(笑)」
待ち合わせのカフェで、友人は私を見付けるとそう声を掛けてきました。
前回の同窓会に、参加できなかったこともあり、私達は会話に花を咲かせていましたが、柔肌に食い込む荒縄は私が家畜の身分であることを忘れさせません・・・。
カフェを出て歩く度、ほんの1ヶ月前までとは比べられない程に、発育し大きくなった腹部・・・それに比例して発達した乳房は、下着で束縛されて居ないことを良いことに、柔らかく揺れ動きました。
そんな環境は、私を友人の前でも懐かしさに浸ることを許さず、いつ義父から命令が来るのか・・・気付かれてしまわないか・・・いつ辱められるのか・・・と、先のことばかり考えさせ、些細な注意力さえ奪っていくのです。
縄が柔肌を傷付ける様に・・・。
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