*禁忌*
-#7-
「ええ、大丈夫やったですわ(笑)
心配いらんらしいですよ。
あんま大きい声で言われへんけど・・・平たくゆーたら小水ですわな。
ええ、かまへんですよ、しばらくしたら帰りますきに(笑)」
義父は静寂を破る様に大声で父に電話していた。
義父は気付いたのだろうか・・・。
暗闇に目が慣れてきた私には、草村に人影があるのが確認できていた・・・それも単独で3つの影の頭が・・・。
しばらくすると、義父もそれに気付いた様子でした・・・。
「まるで品評会やがな(笑)
ええな牝牛、隠したらお仕置きするでぇ〜。」
私には隠すつもりはありませんでしたが、自転車が数台あったことがひかかっていました。
なぜなら、自転車で来られるほど近くの人が何人かいる・・・と言うことは、ご近所さんかもしれない・・・。
私は散々焦らされて、発情した様な意識の中、自然と抵抗してしまいました。
『やだぁ・・・もう嫌っ・・・怖い・・・。』
リードが張り、首の後ろに革の首輪が食い込んできます・・・。
退ける腰とは逆に、首と顔が前面に突き出され、嫌でも前に引きずられてしまいました。
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