*禁忌*
-#2-
「清楚で可愛いらしいその容姿に似合わず、豊満な乳房や尻・・・妊婦らしい腹といいなんとも卑猥だ・・・まるで娼婦そのものだよ(笑)
さぁ乗りなさい、地元ではなんだろうから、場所を移動しよう。」
身に付けているのはチュニックただ一枚きり・・・道中も横に背の高い車が来るだけで、なんとも恥ずかしい視線を受けました・・・でもそれが心地よかったのです。
私は普通の女の子じゃない・・・。
ましてや変態な女の子でも無い・・・私はまれにみる変態妊婦。
そう・・・それも商品の様に営利目的で弄ばれ辱められることを、自ずと<強要>される存在。
その与えられた環境がとても特別な感じを引き立たせ、私をさらに<呪縛>していくのでした。
「ここからは暫く歩こうか・・・。」
コインパーキングに車を停め歩かされたのですが、すこし歩くとその場所がどんな場所なのか、私にもすぐにわかりました。
<色町>・・・少し年齢がいっているのと土地柄こんな表現ですが、所謂ポルノ街だったのです。
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