*禁忌*
-#5-



テーブルの上に立たされ、局部を隠していた手も後ろで組まされました。

まじまじと見つめられる身体の隅々・・・妊婦になってから男性にこんなにも見つめられることはありませんでした。
逆を言えば、こんなにハッキリとお腹が出た状態になってからと言うもの、夫にも義父にも弄ばれていなかったのです・・・。

しだいに熱くなる身体は、自分自身のマゾ性を呼び起こしている様でした。


黒ずんだ乳輪・・・


肥大した乳首・・・


大きく腫れたお腹・・・


生やすことを許されない恥毛・・・


晒された淫蕾・・・


絹の様に白い柔肌は、鳥肌が立ちしだいに紅葉したかの様に、赤く色付いていくのでした。




「合格ですね。
どうですか・・・よければこの物を私に貸してもらえませんか?
私は無類の妊婦好きでね・・・しかもこんな上玉の妊婦を辱められるなんて(笑)」


そう言うと、分厚い封筒をオーナーに渡した・・・ようするに、私は義父とオーナーに売られたのです。









この時・・・正直思いました。
もう私に価値は無いのかな・・・不貞を孕んだ女の行く末は、道具でしかないのか・・・と。

愛も無ければ情も無い、ただ特殊な嗜好の者になぶられ、辱めや慰めを受けるだけ・・・でも、それが嫌でなかったのです。

あるのはただの欲望に餓えた性・・・そんな世界に捕らわれの小鳥は、羽ばたきたかったのだから。
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