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ゴムの着け方も並の男以上になったし、痴態を演じるのも巧くなった。
どうしても、自分の中の空虚感を廃することができずにいたが、それももうどうでも良くなっていた。
ただ、人肌が欲しかった。
抱いて抱かれて、相手の精気を自分の中に取り込みたくて、仕方がなかった。
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