初めての自慰
-絶頂へ-

妄想の中で私は乱暴に扱われ、ぬっとりとした視線にさえ犯されていました。
自分が酷い扱いをされれば、されただけ私の気持ちは高ぶるのでした。
(痛いの、ヤ…ぁ)
甘い快楽へと変わる痛みが体を走る度に私は妄想の中で拒否してみせるのです。それでも相手の【誰か】の勢いは弱まらず、私をなぶり、虐めるのです。
そのストーリーを広げる度、私のカラダは絶頂へと進みます。
(きもちぃ…気持ちイィ、気持ちイィ、気持ちイィ…っ!!)
快楽の源であるストーリーも途切れさせてしまうまでに私の頭は快楽に身を任せようとしていたのです。
(飛ぶ…とんじゃう…ぅっ)
それはイク時の感覚なのですが、初めての浮遊感に本当に飛ぼうとするかの様に私は腰を浮かせました。
ビクビクビクっと震える体。
抑えることが出来ないほどの快楽と、動機と、虚脱感。眠気のように脱力しはて、息は少しだけ乱れてました。
(これ…イくって、やつかな…?)
ボゥッとする思考と視覚の中で私は虚ろに思いました。

(あぁ…)
イケないコトって、気持ちイィんだー…と、思うと私は、快楽に身を任せるまま、眠りについたのです。
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