淫らな館
-家族円満-
夫の転職先は誘致企業の工場でした。
通勤に追われず、残業も強制されません。
定時出勤の定時退社なので家に居られる時間が長くなりました。
夕食を家族四人で卓を囲むと、あの傷は嘘のように明るく笑顔ばかりです。
そして夕食を終えるとお風呂の時間です。
普通の家族なら夫婦でさえ一緒に入るのに気を使うと思いますが私達は違います。
夫婦で、子供同士で、そして男と女の親子でと自由に相手を換えて入っています。
それは夜の秘め事も同じで誰が誰を選ぶでなく自然に二組に分かれて過ごせています。
夫は優しくネットリな行為。
息子は知りたがりな試したがりな行為と正反対な二つの行為に身を預けると物足りなさが一つも感じません。
一間をおいて続けられた行為が隣り部屋になって、そして仕切りの襖も開け放たれました。
互いの行為を見て興奮し奮起しています。
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