年上の御主人様
-待ち合わせ⑦-
「…間違っていたらごめんね。麻紀ちゃん処女でしょ？」
黙って私は頷きました。

「…覚悟してきちゃったみたいだね。」
御主人様は私の手を引いて歩き始めました。

「もっと寄り添って、腕にしがみついてごらん。」
御主人様の言うとおりに左腕にしがみつくと、
「麻紀ちゃんは素直だね」優しく頭を撫でてもらえました。
御主人様の手が温かく、不思議と安心しました。
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