愛姫。
-夢の中で。-
夢の中の里美…。
幻と言ってもいいような妄想。でも、それでよかった。僕はその夢に誘われる日こそ幸せな日は無いんだ。
肩までの癖のある髪を揺らして、手に納まるほどの白い胸がゆれるほど懸命に腰を降る里美が、僕の腹のうえで笑ってくれるから。
僕の名前を呼びながら、「気持ちいい?」と可愛く首を傾げる。
うん、気持ちいいよ。僕がそうして答えると、里美は涙目で笑いまた腰を上下させる。
手伝うように、僕が里美の細い腰に手を添え力を込めてやると、里美は僕をキュッと締めてイッてしまう。
可愛くて、たまらない。
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