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「ぁっ…ぁっ…ぁっ…」
天井の鏡には、撫でられる度にピクピク揺れるオレの身体が映っていました。
なんだか、さわられたところが電気が走ったみたいにピリッとして、その度に声が出ちゃってるんです。少し痛かったけど、男の人がオレにごめんねって謝りながら頭なでてくれてるみたいな気分で…
そして、少しその感覚が続いてから、男の人はまたオレに謝って、さわるのもやめちゃいました。
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