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男がそろそろ達するというときには、オレはもう快感には随分馴らされてしまっていた。
オレは拍子抜けした気分で、最後には口で男の精液を受け止めた。
「ぅぐっ…!っ……」
口の中がしょっぱいんだか苦いんだか判らないいかにもな体液臭さが鼻につく、しつこく喉に絡み着くような粘りけのある感覚が満ちる。まるで鼻汁の鼻くそになり掛けたヤツを無理矢理口の中に流し込まれているようだった。
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