-第二章/1-

自分の処女を奪った男と別れ、そいつからのしつこいコンタクトに悩まされることがなくなった頃……既に九月に入っていたが、酷い残暑だった。
「(しかしあの野郎最低だったね……人のこと勝手にヤっといて、帰ると宣言した時間過ぎても散々放さなかった挙げ句、あの一言かよ…)」
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