サミシイカラダ
-不思議な生活A-

夏が終わり秋になり、冬に入ったころ、私は誕生日を迎えた。

22歳。祝う年ではないがご主人さまは私にプレゼントだよ、と大きな箱を手渡した。嬉しくて、反面申し訳なくて開けなかった。

ご主人さまが開けて見せてくれた。

真っ白なドレス。


これを着てと言われ着替えた。

マーメードラインのそのドレスはまるで花嫁衣裳のようだった。
そして外に連れ出された。
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