mother
-pillow talk-
「ママ…、ママ…」
もうママとしか言えなくなっていた。
ママの体にだらんと自分を載せて動けない有様。
「重い…、もう退いて…」
ママの一言。
「いやだ、まだこうしていたいよ」
全身に残る余韻。
そして何よりチンぽを抜いたらどう対処したらいいか判らなくなっていた。
「だったら体を支えてくれる?。潰れちゃうから…」
おや?っと思った。
ママの口調がいつもと違ってる。
僕に話す口調じゃなかったんだ。
「ママごめん…俺さ…」
謝ろうとしたのにママがそれを止めてきた。
「こんな時って謝るのは失礼なのよ。覚えておきなさい」
笑ってる。
ママがほほ笑みながら言ってきた。
「だって…、だらしなくてさ…。自分ばっかだったから」
本当に情けなかった。
自分を早漏かと思ったくらいだった。
「んふっ…、どうしたかったの?」
また笑ってる。
ばかにした笑いじゃなく子供扱いの笑いだ。
「どう?って…。そりゃぁさ…、ママをイカせたかったよ。鍛てたし…」
スケベな隠し事なのにスラスラ口から滑ってきた。
オナで鍛えた内容もパンツをいたずらしてママを妄想してきたも盗聴以外は全部話した。
「まあ…その甲斐無かったのね…」
また子供扱いの笑いだ。
「ママで鍛えさせて。ごめん。ママを悦ばせたいんだ。もう一回いい?」
唇をすぼめて困った睨み顔をしたママ。
「でも今日はもう遅いわ。トイレにも行かなきゃ。中に出しちゃったんだもん…」
押しか?退きか?を悩んでしまった。
でも今日は…の言葉が救いだ。
無理やり強引よりおとなしく引き下がった方が賢明だと思った。
「じゃあ明日だね。これからもずうっとだよ」
舌を絡ませ長い長いキスをして自分の部屋に戻って行った。
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