公衆トイレでの遭遇
-遭遇-

一歩がものすごく重かった。心臓の鼓動が身体中に響いてるのがわかった。
(あの奥の個室…だよな!?ドアも少し開いている…あそこ…だよな!?)
緊張しながらも、半信半疑の気持ちであった。何しろ、ドアがちょっと開いているのだから。
ドアの手前まで来て、恐る恐る手をドアに近づけた。心臓の打つ音が一層はやくなった。
くぃ〜〜…ドアを開く音がトイレに響きわたった。
(!!!!!!!…いた)
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