息子と私
-14-
私を見下ろす息子の体が震えはじめました。
私は、ソファーから立ち上がろうと上半身を起こしました。
ゴトン
息子が握っていたカバンが床に落ちました。
思わず息子の顔を見ると、スゴく血走った目をして、真っ赤な顔をしていました。
そして、目が合ったことが合図になったのか、息子が覆いかぶさるように抱き付いてきたんです。
片方の乳房に顔を埋めながら、残った乳房を力をこめて握ってきます。
痛いのに、痺れるような感覚も広がってきます。
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