息子と私
-13-
声といっても、出さないように我慢しながら出てしまう声です。
何時ものように、私の『お帰りなさい』の返事が無いことを不思議に思いながらリビングに入った息子は、この声に私が苦しんでいるのだと思い、慌てた表情で駆け寄ってきました。
胸と股間を露に晒している私の姿を見た息子は、驚いた表情を浮かべて固まっています。
条件反射で体を隠した私は、
『ダメ、雄ちゃん見ないで』
と言ってしまいました。
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