運命
-絶望の始まり2-
「理香も知ってるだろ?嫁がいるんだ…分かるな?」
「費用は俺が出すから」
事務的な言葉を並べ、理香に中絶を納得させた。理香も親にバレたくなくて、頷いた。
絶望はまだまだ終わらない
先生はひと月後、学校を辞めて理香の地元から消えた。
携帯も解約され、理香はパニック状態になった。お金がない、堕ろせない…どうする?どうすればいい?
私は先生を憎んだ。
[
感想を書く
]
[
前へ
|
次へ
|
戻る
]