婿さんから
-衝撃-
12月29日の夜11時過ぎ…。
和樹さんの見てる前で、酔い潰れた主人のアソコをしゃぶって逝かせた後で…。
居間に戻って、ビールを飲んだり煙草吸ったりして、まったり寛いでると…。
和樹さんが…。
『多恵子…。お義父さんが浮気してるの知ってる?』と聞いてきました。
私は、以前から、主人が浮気してるのを薄々だけど…。
気付いてました。
でも…。相手が誰かは、知らなくて…。
『知ってるけど…。』と答えたら…。
和樹さんが…。
『相手知らないんだ?』と聞き返されて…。
『知らない人でしょう?向こうで勝手にしてるんだから…。』と私が言うと…。
『知ってる女だよ!』と言った後で…。
『優子だよ!』と言われました。
私は、頭が真っ白になって…。
『えっ?何言ってるの?』としか言えませんでした。
主人と実の娘の優子がセックスしてるなんて言うのです。
『冗談でしょ?』としか言えませんでした。
和樹さんが言うには、週末に優子が孫の優菜を連れて、単身赴任してる主人のマンションに行ってセックスしてるって言うのです。
もう3年近く…。
そういう関係らしいんです。
信じられない…。
主人と血の繋がった娘…。
父と娘が…。
しばらく呆然としてました。
私には、受け入れられませんでした。
和樹さんは、『明日になれば解るよ!』と言って2階に上がりました。
一人になって…。
しばらく考えてました。
私が和樹さんと関係を持ってしまった罰なのか…。
でも…。主人と優子の方が先なんだから…。
よく理解出来ずに朝になってました。
朝…。居間のコタツで寝ていました。
優子に起こされて目を覚ましました。
主人と和樹さんは、まだ寝てるようでした。
優子が、『お父さん起こしてくるね…。』と言って寝室に行きました。
頭の中で、昨夜和樹さんに言われた主人と優子の関係が離れませんでした。
優子が寝室に行って、5分、10分と時間が経って…。
半信半疑で寝室のドアに聞き耳をたてて…。
耳を澄ませました。
ドアの向こうで…。
ちゅばちゅばと唾液の音が聞こえてきました。
こそこそと話声も聞こえてきました。
『愛してるよ…。優子…。』
『あたしも…。パパ…。』とはっきり聞こえました。
思い切ってドアを開ける勇気も無くて…。
居間に戻りました。
朝ご飯の支度してると優子が戻って来て…。
『もうお父さん、中々起きないね…。』と呆れ顔で言ってたけど…。
優子は、私の顔を見ずに喋っていました。
主人も居間に来る前に、洗面所に行ったようでした。
和樹さんが起きて来て…。
みんな揃って朝ご飯を食べました。
朝ご飯の後片付けを済ませて縁側で煙草吸って一服してると…。
主人が来て、『今日、〇△町で寄り合いがあるから…。』と言ってきました。
私が『帰りは、何時頃?』と聞くと…。
主人は、『晩御飯までには、帰るよ』と言ってました。
その夫婦のやり取りを優子が優菜に授乳しながら聞いてて…。
『お父さん、〇△町に行くなら、△△町まで乗せて行ってくれると…。助かるんだけど…。』と言ってきました。
主人が『いいけど…。』と返事してて…。
私が『和樹さんは?』と優子に聞くと…。
『奈美んちに行くから、和君は、お留守番して貰うから…。』と返事しました。
『じゃあ、優菜連れて行くの?』と聞き返したら…。
『お母さん、子守りしてくれる?』と聞き返されて…。
結局、優菜を私が預かる事になって…。
和樹さんも居る事だし…。
主人と優子が車に乗って、家から出ると…。
和樹さんが
『後つける?』
と言ってきました。
和樹さんに優菜を抱かせて、縁側で煙草吸って気を落ち着かせようとしてると…。
『多恵子…。何イライラしてんだ?』と和樹さんに言われて…。
『別にイライラしてないわよ』と言ったけど…。
実は、かなりショックでしたし…。
イライラしていました。
1時間くらいして…。
和樹さんが『優子に電話してみなよ!』と言って…。
私が優子に電話すると…。
マナーモードで出ませんでした。
和樹さんに言うと…。
『ドライブしましょう』と言って…。
支度するように言われて…。
支度して…。
優菜を連れて、和樹さんの車に乗りました。
和樹さんに、『どこに行くの?』と聞いても和樹さんは、黙って車を走らせました。
15分くらいして…。
郊外にあるラブホ通りを走っていました。
田舎町の郊外にあるラブホが3軒建ち並んでいる通りです。
『どうするの?』と聞いても和樹さんは、黙って車を1軒目のラブホに入れました。
駐車場を見て回りました。
ナンバーを隠していても車を見れば一目瞭然だったので…。
1軒目には、主人の車は、ありませんでした。
和樹さんは、迷う事無く…。
2軒目のラブホに入って行きました。
1台ずつ見て回って…。
和樹さんが『あった』と言って車の前に一度停めました。
私は、見るのが怖くて…。
『もういいから、行きましょう…。』と言うのが精一杯でした。
和樹さんに『ほら、見てみなよ!』と言われて…。
渋々、顔を上げて車を恐る恐る見ました。
間違いなく…。
主人の車でした。
ショックで言葉が出ませんでした。
帰りの車の中でも…。
ただ黙って俯いてました。
家に帰ってからも…。
平常心でいられなくて…。
優菜を揺りかごに寝かせて…。
縁側でボーッとして煙草吸ってました。
和樹さんが『多恵子…。これが現実なんだよ!』と言って…。
『大丈夫だよ!多恵子には、僕がいるから…。』と抱き締められました。
夕方になって…。
主人と優子が示し合わせたように一緒に帰ってきました。
主人と優子は、何食わぬ顔で悪怯れる様子も無く…。
私に接して来ました。
かえって、私の方が気不味い感じでした。
夕食前に、主人と和樹さんが縁側で笑い話をしていて…。
私は、台所で夕食の支度をしていました。
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