親として‥ 女として‥
-私の仕事‥続き-
解ってはいました。触れる事で大きくなるのは‥洗う為、触る度に大きくなる性器。平然を装っていても、内心は忘れかけている女としての自分がいる事を認識してました。早々に入浴を済ませ、お昼にして終る筈でした‥昼寝の為、布団を敷き直し横になる彼と暫し会話していましたが、横にいる私の足に手を置き、恥を忍ぶ様にお願いする彼を見て、頷く私がいました。女としてなのか、母性なのか‥夏終りの初秋、雨戸を締め切り、60代半ばと40代半ばの二人は互いに薄暗い部屋で寄り添い合い、何かを取り戻すかの様に、本能に身を任せました‥
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