借金のせいで母親が、
-母親がA-

あの日、午前授業だったので私は終業のチャイムの音と共に学校を後にし、家に向かったのでした。家に着き、
私「ただいまぁ〜」
と言ったのですが、返事がありませんでした。
私「あれ?お母さん休みでいるはずなんだけどな?」
玄関には男物の革靴がありました。
私「お客さん来てるのかな?」
私は、靴を脱いでリビングに向かいました。
私「お母さん、ただいま…」
母はリビングにいませんでした。リビングのテーブルには、飲みかけのコーヒーカップとお茶菓子が置かれたままでした。
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