*禁忌*
-#1-
生まれる命もあれば散りゆく命もある・・・短い人生をいかに満足して生きることが大切なのでしょう・・・。
私は決して後悔などはしていません・・・。
【始〜見えない首輪〜】
主の居なくなった母家に別れを告げました・・・。
世知がない世の中の事情で、私達夫婦は私の実家へと、生活の拠点を変更せざるおえなくなりました。
やっと夫も父の関連会社に慣れ、義父の残してくれた我が子と落ち着いた生活を取り戻した頃、私は自分の異常性に気付きました。
飢えているのです・・・止められないくらいに飢えている自分がいるのです・・・。
たしかに成るべきして成ったのかもしれません・・・。
夫が出掛けた日中は、なんらかの手段で亡くなった義父にこの身体を弄ばれていたのですから・・・。
この飢えは、いつしか義父によって付けられた首輪の様に、ママとなった私を淫らな一匹の牝へと変化させていくのでした・・・。
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