*禁忌*
-#2-
インターホンを押す指が震えました・・・羞恥心が頭をかけめぐりましたが、どこかで辱められている気分が疼きをさらに増大させていました。
「お隣さんは出掛けてるでー。」
聞き慣れた声に振り返ると義父が薄ら笑いを浮かべながら立っていました。
「でや?興奮したやろ?
ほれ確認してみー。」
辺りを確認して言われるがままに、自分の内股へと手を滑り込ませました。
えっ・・・!!
肉蕾に触れる直前・・内股の深い部分に異質な感触が指に伝わりました。
汗??違う・・・これは私の恥ずかしい汁。
自分の身体にどんな異変があったのか・・・ただただ驚かされるだけでした。
「それがお前や。
でや?ワシに本格的に弄ばれてみーひんか?
美晴もわかってるやろ?どんどん女になる喜びは。」
なぜこんなに欲情するのか知りたかった・・・それどころか薄々気付いていはいたのだけど、自分の<変質的>な部分を隠して生きてきた。
それは女のプライドだったのかもしれない・・・ずるい所だったのかもしれない。
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