*禁忌*
-#1-
『あなた〜いってらっしゃい。』
いつもの様に夫を送り出した私・・・夫の後ろ姿が消えると小走りで母家へと向かっていました。
そこには数秒前の妻の顔は無かったでしょう・・・。
【取引〜快楽遊戯〜】
もう何度となく義父と交わりました・・・私を妻でも女でもない<牝>に変えたのが、たまたま義父だっただけ・・・罪と言えばそうなのでしょうが、私にとってそれは必要不可欠なモノだったのです。
『今日もダメなのですか・・・?』
ここ2日、義父は私に興味を示さなかった・・・寧ろ冷たくあしらわれ続けるだけでした。
もう限界なのに・・・いくら自慰しても、それは癒されることのない渇きだったのにです。
肩を落として自宅の離れに帰る私を義父は呼び止めました。
「そんなに疼くならしてやらんこともないな。
そやけど・・・美晴はどうやってワシを楽しませるんや?」
抱くだけで快楽が無いと言うことなのでしょうか・・・質問の意図が掴めず返答に困っていると。
「つまらんやっちゃな〜。
しゃーないか・・・ほんならこれをお隣さんまで持っててくれへんか?
下着無しでやで!出来るか?」
選択肢は<YES>意外には無かったです。
『いってきます・・・。』
付けていた下着を義父に手渡すと、薄手のワンピース姿で歩いて数分の隣人宅へと向かいました。
透けてないかな・・・風とかで捲れたら・・・もしこんな恥ずかしい格好がバレたらどうなっちゃうの・・・不安の中でワンピースの裾や、豊かに突出した胸元を何度も確認しました。
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