*禁忌*
-#4-

初めてのマンション暮らしで、他の部屋を隔てる壁があまり厚くないことを知りませんでした。
たしかに会社が薦めてくれた物件だったし、あまり長くならない予定だったから・・・そこまで考えていなかった事実もあります。


火照った身体を慰めるのに、いつもは昼間にしていた自慰・・・昨夜はたまたま出掛け、そこで痴漢されたことを思い出し、自然と悩ましく高い声をあげてしていました。
寝室が隣だった青年は、それを聞いたみたいだったのです。


後でわかった事実を上げると、偶然が悪戯したことが解りました・・・。
故に今朝、掃除するふりをしてその声の主を確認したらしい・・・わざわざ会社を休んで。

まさかその声の主に、こうやって誘われてしまい、戸惑ったでしょう・・一瞬の気の緩みが全てを語ってしまったのです。

でも・・・私にはチャンスだったのです<正当化>する理由ができたから。




『酷い・・・。
お願いします・・・主人には言わないで(泣)
私がそんな淫らな女だって知れたら・・・(泣)』


青年は自分がしてしまった卑劣な行為に、動揺している様子でしたが。


『お口でなら・・・秘密にしてくださるならします・・・だから(泣)』


青年の陰茎にすぐにでもむしゃぶりつきたかった・・・足元に跪き股関に手をやる私に、何度も謝る青年でしたが、陰茎がズボンのチャックから飛び出ると私に身をまかせました。
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