*禁忌*
-#1-



『こんにちは、今日はお休みですか?』


「あぁ。お隣の・・・。
ええ!最近忙しすぎましたから、休みを貰っちゃいましたよ(笑)」


私が声を掛けたのは、お隣に住む20代前半の独身男性。




【清楚な誘い〜食欲〜】




真新しいスーツをぎこちなく纏い、出掛ける姿を度々見かけてました。




今年の春に田舎から出てきた様な素朴そうな男性は、ゴミ袋を両手にぶらさげる私の問いに頬を赤らめながら答えました。




「よかったら・・・手伝いましょうか?」




玄関の前を掃除していた青年は、ほうきを壁に立てかけて私のゴミ袋を持ってくれました。








あれ・・・?








私が話し掛けると答えるものの、視線をこちらに向けないのです・・・。
それどころか、意識的にこちらを見ない様にして、葛藤している姿が痛いほど伝わってきます。




私にしたら普段着なのですが、青年にとっては刺激的な格好だったのかもしれません。

小さめのTシャツにショートパンツ・・・日中になるととても暑くなるのこともあり、薄手の素材でした。

だから・・・下着が透けていたのでしょうね、色や模様まで、普段着とは思えない派手な下着が・・・。








まだあまり女性を知らないのかな?
ひょっとしたら・・・童貞だったり・・・。








悪戯な欲求が私の中で、熱く燃え盛りました。
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