*禁忌*
-#2-
帰り道・・・アルコールが入ったせいもあり、言葉数が多くなった夫はこう告げました。
「ほんまは出張の度に不安だったんだよ・・・いつか美晴を誰かにとられてしまうんじゃないか・・・て・・・。」
内心は焦っていました・・・まさか義父との関係が判ったんじゃないか・・・と。
でも驚く内容が次に控えていたのです。
「僕はね・・・変な性癖があるんだよ。
僕は・・・Mなんだよ・・・だから美晴がパイパンにした時、誰かに無理矢理されたんじゃないか?てすごく興奮したんだよ。
実際にされたら嫌でも、無性に妄想して興奮しちゃうんだ・・・。」
よくよく話しを聞けば、友人のお宅で私が彼に抱かれることを想像していたそうです・・・まったく困った家族の所にお嫁入りしたものだ・・・と内心笑ってしまいそうでした。
でも、これでハッキリしました・・・。
義父は汚され悶える私に興奮し、夫は汚され悶える私の不甲斐ない夫として興奮することが。
私は寝静まった寝室で1人、決心したのです。
明日から・・・私の主は夫で無く義父だと・・・気持ちをスワップさせたのです。
私の性癖は・・・痴辱され続けたいこと・・・夫には内緒でとことんまで・・・背徳の園の中をどこまでも・・・。
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