*禁忌*
-#2-
『義父さん!!』
再び母屋へと駆け込み、和室にいる義父に声をかけました。
友人は丁度、帰った時まで履いていたショーツの匂いを嗅いでいました。
クロッチに鼻を付けている友人は驚いた顔していましたが、義父は悪びれることもせずにただ笑っていました。
恥ずかしさなんて超えていました。
義父ならともかく、その友人・・・しかもパート先のオーナーにそれを見せるなんて・・・だんだん怒りがこみ上げてきました。
そんな私を無視して、義父は友人に話すのです。私がいかにふしだらな女なのかを・・・。
「ほんまやで〜嫁はんの短いスカート姿なんてみーひんやろ○ちゃん?
こいつな、ワシに抱かれたいばっかりに履いてきよったんや。
パンツもやらこいのを履きよるで〜○ちゃん見たいやろ?」
何いってるの?いい加減にして!!
そう思えどあまり怒りなれてない私は、どう言葉にしていいかと口をパクパクさせていました・・・肌を真っ赤にさせて。
「美晴、スカート脱げや!!」
そんなこと出来るはずもない難題・・・かき集めた晒された下着を胸に抱えながら、ただ涙を浮かべるだけが私の抵抗する言葉でした。
舌打ちした義父は立ち上がり、強制的に何かをしようと近付きましたがそれを見かねてか、友人がそれを制止しました。
「もーええ。ワシは帰るさかい!
そんなことせんくてええ!
みはっちゃん・・・こんな時に悪いけど、明日もたのむわな。
みはっちゃん目当てで来てくれるお客さんも多いさかい・・・。
ほな。」
友人が帰ってすぐ・・・まるでレイプするかの様に、乱暴に私を犯しました。
なのに・・・私のオルガスムスは何度も駆け巡ったのです。
乱暴にされたから?辱められたから?・・・たぶんその両方からだと思います。
私の下着の匂いを嗅いでいるオーナーの変質的な顔が、何度も頭をよぎりました。
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