*禁忌*
-#5-
その異様な光景に、周りのカップルは冷たい軽蔑した視線を送り、その場から次々と立ち去っていきました。
裸よりも卑猥な格好で、夫に電話させられる・・・すぐにでも夫に助けを求めたいのにそれが出来ない。
受話器の向こうでは、変わらない夫の声と、まだ言葉として意味をなさない我が子の話し声が、幸せな空間から引き裂かれた私に突き刺さってきました。
その姿を○氏は満足そうに見下した笑みを浮かべている・・・その目は所詮そんな人並みの生活など、お前に与える価値は無いと言っている様に見えました。
部屋に戻ると、どうやら両隣にも宿泊客が到着したみたいでした。
女の子の黄色い声や、日常の会話が途切れながらも聞こえてきます。
どうやら○氏もそれに気付いている様子で、しばらく不機嫌な表情を浮かべていましたが、徐に立ち上がると私を押し倒し四つん這いにしました。
戸惑いました・・・抵抗する間も無く、一気にいきり立った野太い真珠の入った肉棒をアナルに突き刺したのです。
『ひぃぃぃぃ・・壊れちゃうぅぅ〜』
思わず出た言葉に、辺りが静かになりました。
「静かになったな奥さん・・・隣の若造らには刺激が強かったみたいだが、聞き耳をたてているぞ・・・。」
しばらく声を出さないでいると、また話し声が再会される。
それは分かり易くもあからさまに、私の声に聞き耳をたてていた証拠となったのです。
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