年上の御主人様
-待ち合わせD-

優しい声で名前を呼ばれた私はゆっくり顔をあげました。
逃げる事もとぼける事も出来たのに、私は黙って頷いていました。

御主人様は少し驚いたように私を見ました。
「…もしかしてまだ10代なのかな?」
私は優しい声の中に御主人様の戸惑いを感じました。「…ガキはダメですか?」
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