愛犬家…
-焦る気持ち…-
仕事を終えた私は、一旦自宅へ帰り荷物を持って理恵の家へ向かった。家に着き、一応反応を見る為、インターホンを押すと、少し小さな声で『はい…どうぞ…。』と答える理恵。私は、焦る気持ちを抑え玄関のドアを開けた。すると、そこには理恵の姿は無かった。半信半疑の私は、リビングへ向かう…ここにも居ない。私は、トイレや風呂場を見て回り寝室へ入った。薄らとライトの明かりでベットの布団が膨らんでいるのが分かった。私は、ゆっくりと顔まで覆った布団を捲ると…
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