昔の話
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淳子は慌てて付いてきたものの街に出てみると夏物ワンピで透ける事を気にしてか、オドオド…ノロノロ歩くので、周りに聞こえるような声で「大丈夫だよ!淳子、下着つけてないなんてわからないよ…」と言って私が足早にその場を去ろうとすると狼狽した顔つきで急いで追ってきた。並んで歩きながら暫くして顔を覗き込むと目には涙が浮かんでいるようだったが、「牝奴隷の分際でグズグズするな!」と吐き捨て、SMショップの入っているビルの階段を降りていく…
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