獣
-調教開始-
「母さん、夕飯の支度まだでしょ?」
「え?えぇ まだだけど…」
「そうか 良かった。じゃ これに着替えて夕飯の支度してよ」
僕は、以前彼女とも使ったことのある、ピンクと赤の大きめのフリルのついた 花柄のエプロンを渡した。
「としくんたら。やっぱりまだ子供なのねぇ、こんなかわいいエプロン。母さんには派手よ、しょうがない子ねぇ」
母親は、息子が、自分に可愛い格好をさせたがっているだけなのか、と、ほっとしたような様子で、エプロンを着けようとした。
「なにやってんだよっ!!」
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